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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第16話【その日、機動六課(前編)】 スバル「戦闘機人戦以降、緊急出動は何故だか全然無くなっちゃいました。 六課に出向してきたギン姉と一緒に私たちは、訓練、訓練、また訓練の日々。 ヴィヴィオも元気に笑うようになって、なのはさんも、何だか嬉しそうで。 フォワードチームも副隊長たちも、皆凄く元気。何か、どんな事件が来ても絶対無敵! な、気がするんだ。だから父さん。私たちは大丈夫ですよ。じゃあ、またメールするね。スバルより」 はやて「明日14時の開会に備えて、現場の警備はもう始まってる。 なのは隊長と、ヴィータ副隊長、リイン曹長とフォワード四名はこれから出発。ナイトシフトで警備開始。 私とフェイト隊長、シグナム副隊長は…明日の早朝に中央入りする。それまでの間、よろしくな!」 「はい!」 なのは「あれ?ヴィヴィオ。どうしたの?ここは危ないよ?」 アイナ「ごめんなさいね、なのは隊長。どうしてもママのお見送りをするんだって」 なのは「ん~。駄目だよ、ヴィヴィオ。アイナさんに我侭言っちゃ」 ヴィヴィオ「ごめんなさい」 フェイト「なのは、夜勤でお出かけは初めてだから、不安なんだよきっと」 なのは「あ~、そっかぁ。なのはママ、今夜は外でお泊りだけど、明日の夜にはちゃんと帰ってくるから」 ヴィヴィオ「絶対?」 なのは「絶対に絶対」 ヴィヴィオ「う?」 なのは「良い子で待ってたら、ヴィヴィオの好きなキャラメルミルク作ってあげるから。ママと約束ね」 ヴィヴィオ「うん!」 スバル「それにしても、ヴィヴィオ。ほんとに懐いちゃってますね~」 ティアナ「全く」 なのは「そうだね。結構厳しく接してるつもりなんだけどなぁ~」 キャロ「きっと分かるんですよ。なのはさんが優しいって」 なのは「あははは…」 リィン「もういっそ、本当になのはさんの子供にしちゃうとか!」 なのは「受け入れてくれる家庭探しはまだまだ続けるよ。良い受け入れ先が見つかって、 ヴィヴィオがそこに行くことを納得してくれれば」 エリオ「納得しない気が…」 キャロ「うん」 なのは「え~!」 スバル・ティアナ・エリオ・キャロ「うん、うん」 なのは「あぁ…そりゃ、ずっと一緒にいられたら嬉しいけど、本当に良い行き先が見つかったら、ちゃんと説得するよ? 良い子だもん。幸せになって欲しいから」 なのは「ぁ…まぁ!えーと。そんな家庭が見つかるまでは、私が責任もって守ってくよ。それは、絶対に絶対」 スバル「ですね!」 キャロ・エリオ「はい!」 六課の待舎にいるフェイトのところへリンディから連絡 ヴィヴィオ「リンディママはフェイトママのママ」 フェイト「うん」 ヴィヴィオ「こっちのママも、フェイトママのママ…」 フェイト「そうだよ。テスタロッサのお家の、プレシア母さんとアリシアお姉ちゃん。 ハラオウンのお家のリンディ母さんとクロノお兄ちゃんたち。プレシア母さんが私に命をくれて、 リンディ母さんが今も私を育ててくれてるの」 ヴィヴィオ「う~ん?」 フェイト「うっふふふふ。ごめん、難しかったね。どっちの母さんもフェイトママにとっては母さんなんだよってこと」 ヴィヴィオ「ヴィヴィオといっしょ?」 フェイト「うん。一緒」 ヴィヴィオ「へへっ」 ティアナ「実は…失礼かとは思ったんですが。ヴァイス陸曹のこと、ちょっと調べちゃいました」 ヴァイス「んあ?」 ティアナ「数年前まで、エース級の魔道師だったって」 ヴァイス「なんだそりゃ。エースなもんかい。俺の魔力値なんざ、おまえの半分以下だっつうの」 ティアナ「それでも、アウトレンジショットの達人で、優秀な狙撃手だったって」 ヴァイス「はぁ。…昔はどうあれ、今の俺は六課のヘリパイロットだ。おまえが聞いて参考になる話なんぞねぇぞ」 ティアナ「……」 ヴァイス「っぁ。だいたいおめーは、よけいなこと考えてる場合か?ぼけっとしてっと、またミスショットで泣くぞ、バカタレが」 ティアナ「すみませんでした」 ヴァイス「昔の話さ、そうだろ?ストームレイダー」 ストームレイダー「I think so.」 なのは「内部警備の時、デバイスは持ち込めないそうだから、スバル。レイジングハートのこと、お願いしていい?」 スバル「ぇ、あ、はい!」 なのは「前線の皆で、フェイト隊長たちからも預かっておいてね」 スバル「はい!」 アナウンサー「本局や各世界の代表によるミッドチルダ地上管理局の運営に関する意見交換が目的のこの会。 今回は特に、かねてから議論が絶えない、地上防衛用の迎撃兵器、 アインヘリアルの運用についての問題が話し合われると思われます。 ヴィータ『それにしても、だ。いまいち分からねぇ。予言通りに事が起こるとして、内部のクーデターって線は薄いんだろ?』 なのは『アコース査察官が調査してくれた範囲ではね…』 ヴィータ『そうすっと、外部からのテロだ。だとしたら、目的はなんだよ』 なのは『う~ん』 ヴィータ『犯人は例のレリック集めてる連中。スカリエッティ一味だっけか?』 なのは『うん』 ヴィータ『やつらだとしたら、更に目的が分からねぇ。局を襲って何の得がある』 なのは『兵器開発者なら、自分の兵器の威力証明…かな。管理局の本部を、 壊滅させられる兵器や戦力を用意できるって証明できれば、欲しがる人はいくらでもいるだろうし』 ヴィータ『威力証明なら、他にいくらでもできる場所がある。リスクが高すぎるだろ』 なのは『…だよね』 ヴィータ『どうも読めねぇ』 なのは『まぁ、あんまり考えてもしょうがないよ。…信頼できる上司が命令をくれる。私たちは、その通りに動こう』 ヴィータ『そうだな』 ウーノ「楽しそうですね」 スカリ「ああ…楽しいさ。この手で世界の歴史を変える瞬間に、研究者として、技術者として、 心が沸き立つじゃあないか。そうだろ?ウーノ。「我々のスポンサー氏にとくと見せてやろう。 我らの思いと、研究と開発の成果をな。さぁ、始めよう!」 ウーノ「はい」 レジアス「会の中止はせんぞ。迅速に賊を捕らえよ」 局員「はっ!」 レジアス「地上本部の防衛は鉄壁だ。進入できるものなどおらん」 クアットロ「別に~。中まで進入する必要はな~いもん。囲んで無力化してしまえば」 はやて「閉じ込められたか!」 シグナム「AMF濃度が高い。魔力が結合できなくなっています」 はやて「通信も通らへん。……やられた!」 シャーリー「外からの攻撃はひとまず止まってますが、中の状況は不明です!」 グリフィス「……っ」 スバル「副隊長!私たちが中に入ります!なのはさんたちを、助けにいかないと!」 フォワード「うん」 ヴィータ「……っ」 ヴィータ「リイン!ユニゾン、行くぞ!」 リイン「はいです!」 なのは「会議室や非常口へ道は、完全に隔壁ロックされてるね。中とも連絡がつかない」 フェイト「エレベーターも動かないし、外への通信も繋がらない」 なのは「とにかく、ここでじっとしてるわけにはいかない。ちょっと荒技になるけど… フェイトちゃん、付き合ってくれる?」 フェイト「当然」 フェイト「こんなの、陸士訓練校以来だけど、色んな訓練やっとくもんだね」 なのは「だね!緊急時の移動ルートはしっかり指示してある。目標合流地点は地下通路、ロータリーホール!」 フェイト「うん!」 リイン「こちら、管理局。あなたの飛行許可と個人識別票が確認できません」 アギト「ん?この声…」 リイン「ただちに停止してください。それ以上進めば、迎撃に入ります!」 リイン「やっぱり!融合型!」 ヴィータ「あたしたちと同じか…。管理局機動六課!スターズ分隊副隊長!ヴィータだ!」 ゼスト「……ゼスト」 ウェンディ「ノーヴェ。作業内容忘れてないっすか?」 ノーヴェ「うるせぇよ。忘れてねぇ」 ウェンディ「捕獲対象三名。全部生かしたまま持って帰るんすよ?」 ノーヴェ「旧式とはいえ、タイプゼロがこれくらいで潰れるかよ」 スバル「戦闘…機人…」 ルーテシア「こっちはもういいね。次にいくよ」 ウーノ「はい、お嬢様。未確認のレリックと聖王の器が保管されていると思われる場所」 ルーテシア「機動六課」 次回予告 スバル「守らなきゃいけなかったもの」 キャロ「壊されてゆくもの。消えてしまうもの。次回、魔法少女リリカルなのはStrikerS第17話」 スバル「その日、機動六課(後編)」 スバル・キャロ「Take off!」
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今回の任務は、 貴重品オークションが行われる ホテルの護衛 召喚士やガジェットたち から守れ我らが機動6課 編集長の一言 召喚士たちの襲来で 一気に事態が、悪化 それにより、ティアナが・・・ 映像は、こちら(消失の場合は、連絡の事 魔法少女リリカルなのはStrikerS ep 7 part 1 魔法少女リリカルなのはStrikerSサブタイトルへ戻る
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第13話【命の理由】 はやて「失くしてしまったもの。起こってしまった出来事。過ぎ去っていった過去の時間は、 変えることができない。だから、失いたくないと思う。守りたいと思う。守るために、強くなりたいと思う。 選んだのは、戦って勝ち取ってゆくこと。見えない未来を、望んだ形に変えてゆくこと。 魔法少女リリカルなのはStrikerS…始まります」 アギト「生まれた時のことなんて覚えてないし、人間で言う親…マイスターが誰かなんてこともあたしは知らない。 ただ静かに、たぶん随分長い間、眠ってただけ。気がつけば、白い部屋で実験動物。 自分が、何のために生まれたのかが分かってただけに、辛かった。 死ぬ自由すらなく、苦しいまま、いつか…心と身体が壊れて終わるんだって、思ってた。 それが変わったのは…何だかひどくごつごつした手のひらと、小さな女の子が、あたしの前に現われてから」 ゼスト「なんだ?」 ルーテシア「おいてっちゃうの?」 ゼスト「あれは、古代ベルカ式。レプリカではない。純正の融合機だ。火災に気づいてやってくる局員が見つければ、 丁重な保護を受けるはずだ」 ルーテシア「そこでもまた、実験動物?」 ゼスト「ここの連中ほど、ひどいものではない。…そう、思いたいがな」 ルーテシア「ゼスト。連れていってあげよう?」 ゼスト「…いいのか?」 ルーテシア「うん。この子もきっと、私たちと同じだから」 アギト「あんなん思い出したのは、あいつらのせいだな。氷結魔法を使ってた、変なバッテンマークをつけた白い融合機。 たぶん、あいつのロードの…赤い、騎士。あいつは…ロードのいない融合機の寂しさとか、知らねぇんだろうな。 くっそぉ!!何かムカつく!!あんのバッテンチビめ!今度会ったら、絶対燃やしてやるぅ!!」 なのは「すみません、シグナムさん。車出してもらっちゃって」 シグナム「何。車はテスタロッサからの借り物だし、向こうにはシスターシャッハがいらっしゃる。 私が仲介したほうがいいだろう」 なのは「…はい」 シグナム「しかし、検査が済んで何かしらの白黒がついたとして、あの子はどうなるのだろうな」 なのは「あー。当面は六課か教会で預かるしかないでしょうね。受け入れ先を探すにしても、 長期の安全確認が取れてからでないと…」 シャッハ「騎士シグナム。聖王教会、シャッハ・ノエラです」 シグナム「どうされました?」 シャッハ「すみません。こちらの不手際がありまして。…検査の合間に、あの子が姿を消してしまいました」 シャッハ「申し訳ありません!」 なのは「状況はどうなってますか?」 シャッハ「はい…。特別病棟とその周辺の封鎖と避難は済んでいます。 今のところ、飛行や転移。侵入者の反応は見つかっていません」 なのは「外には出られないはずですよね?」 シャッハ「ええ」 なのは「では、手分けして探しましょう。シグナム副隊長」 シグナム「はいっ」 シグナム「検査では、一応危険反応はなかったのですよね?」 シャッハ「ええ。魔力量はそれなりに高い数値でしたが、それも、普通の子供の範疇でした」 シグナム「しかし、それでも」 シャッハ「悲しいことですが、人造生命体なのは間違いないです。どんな潜在的な危険を持っているか……」 シャッハ「逆巻け!ヴィンゲルシャフト!!」 なのは「ごめんね。ビックリしたよね?大丈夫?」 ヴィヴィオ「あ…」 なのは「立てる?」『緊急の危険はなさそうです。ありがとうございました、シスターシャッハ』 シャッハ『あ…はい』 なのは「始めまして。高町なのはって言います。お名前、言える?」 ヴィヴィオ「…ヴィヴィオ」 なのは「ヴィヴィオ…。いいね。かわいい名前だ。ヴィヴィオ、どこか行きたかった?」 ヴィヴィオ「ママ…いないの」 なのは「!!…ああ、それは大変。じゃあ一緒に探そうか」 ヴィヴィオ「……うん」 フェイト「臨時査察って…機動六課に?」 はやて「うん…。地上本部にそういう動きがあるみたいなんよ~」 フェイト「地上本部の査察は、かなり厳しいって…」 はやて「……ぅぅ。うちはただでさえ、つっこみどころまんさいの部隊やしな~」 フェイト「今配置やシフトの変更命令が出たりしたら、正直、致命的だよ?」 はやて「う~ん…何とかのりきらな…」 フェイト「……。ねぇ、これ、査察対策にも関係してくるんだけど。六課設立の本当の理由、そろそろ聞いてもいいかな?」 はやて「……そやね。まぁ、ええタイミングかな。今日、これから聖王教会本部、 カリムのところに報告に行くんよ。クロノ君もくる」 フェイト「クロノも?」 はやて「なのはちゃんと一緒についてきてくれるかな?そこで、まとめて話すから」 フェイト「うん」 フェイト「あの…何の騒ぎ?」 なのは「あ、フェイト隊長。実は…」 ヴィヴィオ「やだぁ~!!!行っちゃやだぁ~!!!!!」 はやて「エース・オブ・エースにも、勝てへん相手はおるもんやね~」 なのは『フェイトちゃん、はやてちゃん…。あの…助けて!』 はやて「スバル、キャロ。とりあえず少し落ちつこか?離れて休め」 フェイト「こんにちわ~」 ヴィヴィオ「え?」 フェイト「この子は、あなたのお友達?」 なのは「ヴィヴィオ。こちらフェイトさん。なのはさんの大事なお友達」 フェイト「ヴィヴィオ、どうしたの?」 ヴィヴィオ「……」 なのは『とりあえず、病院から連れて帰ってきたんだけど、何か、離れてくれないの』 フェイト『ふふっ、懐かれちゃったのかな?』 なのは『それで、フォワード陣に相手してもらおうと思ったんだけど…』 スバル・ティアナ・エリオ・キャロ『すみません…』 フェイト『ふふっ、いいよ。任せて』 フェイト「ねぇ、ヴィヴィオはなのはさんと一緒にいたいの?」 ヴィヴィオ「……うん」 フェイト「でもなのはさん、大事なご用で、お出かけしなきゃいけないのに、 ヴィヴィオが我侭いうから困っちゃってるよ?この子も、ほら」 ヴィヴィオ「うぁ…ぅ」 フェイト「ヴィヴィオは、なのはさんを困らせたいわけじゃないんだよね?」 ヴィヴィオ「…うん」 スバル『な、何かフェイトさん。達人的なオーラが…』 エリオ『フェイトさん、まだちっちゃい甥っ子さんと姪っ子さんがいますし…』 キャロ『使い魔さんも育ててますし』 ティアナ『あー!更にあんたらのちっちゃい頃も知ってるわけだしねぇ~』 フェイト「だからいい子で待ってよう?ね」 ヴィヴィオ「…うん」 なのは「ありがとね、ヴィヴィオ。ちょっとお出かけしてくるだけだから」 ヴィヴィオ「…ぅ…うん」 なのは「ごめんね~。お騒がせして」 はやて「いやぁ~。ええもん見せてもらったよ」 なのは「ぅ……」 フェイト「ふふっ」 はやて「しかし、あの子はどうしよか?何なら、教会に預けとくんでもええけど」 なのは「平気。帰ったら、私がもう少し話して、なんとかするよ」 はやて「そぉか」 なのは「今は、周りに頼れる人がいなくって、不安なだけだと思うから」 スバル「書類仕事苦手ぇ~」 ティアナ「今日はライトニングの分も引き受けちゃったしね~。…それでも、保育士もどきよりは楽だわ」 スバル「え~。私は結構楽しかったけどなぁ~っと」 ティアナ「…ああ。それ昨日の」 スバル「アルトが記録した、各種の詳細データ付き。あれだけのことをしでかして、 使ってたのは魔力じゃなくて別系統のエネルギー。そんなの、身体の中に内包してるってことは… やっぱり、こいつら…。ん?あぎっ!!…ティ、ティア?」 ティアナ「馬鹿ねぇ。こいつらが何なのか考えるのなんて、あたしらの仕事じゃないでしょ? 判断するのはロングアーチスタッフと隊長たち。あたしらが作ってんのは、その判断材料としての報告書。 分かったらさっさと作業」 スバル「んん……はぁい」 ティアナ「それに確定が出たとしても、あんたが悩むことじゃないでしょ?ちゃんとしてなさい」 スバル「ティア…。うん、ありがと」 ティアナ「うっさいっ」 カリム「どうぞ」 なのは「失礼します。高町なのは一等空尉であります」 フェイト「フェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官です」 カリム「ああ、始めまして。聖王教会教会騎士団騎士、カリム・グラシアと申します」 カリム「私たちは個人的にも友人だから、いつも通りで平気ですよ」 クロノ「と、騎士カリムが仰せだ。普段と同じで」 はやて「平気や」 なのは「じゃあ、クロノ君、久しぶり」 フェイト「お兄ちゃん、元気だった?」 クロノ「!!それはよせ。お互い、もういい歳だぞ?」 フェイト「兄妹関係に年齢は関係ないよ、クロノ」 はやて「さて、昨日の動きについてのまとめと、改めて、機動六課設立の裏表について。それから、今後の話や」 キャロ「何か、本当に普通の子供だよね」 エリオ「うん…」『この子が人造魔道師素体だとするなら、知識や言語がはっきりしすぎてる。 人工受精子なら、こうはならない。たぶん、記憶があるんだ。元になった人物の』 キャロ「エリオ君?」 エリオ「!」 キャロ「どうかした?」 エリオ「あ、ご、ごめん!何でもない!」 キャロ「?」 エリオ『プロジェクトFは、まだどこかで続いてる』 クロノ「六課設立の表向きの理由は、ロストロギア・レリックの対策と、独立性の高い少数部隊の実験例。 知っての通り、六課の後見人は僕と騎士カリム。それから僕とフェイトの母親で上官、リンディ・ハラオウンだ。 それに加えて、非公式ではあるが、かの三提督も設立を認め、協力の約束をしてくれている」 なのは・フェイト「!」 カリム「その理由は、私の能力と関係があります。私の能力、プロフェーティン・シュリフテン。 これは最短で半年、最長で数年先の未来。それを詩文形式で書き出した、預言書の作成を行うことができます。 二つの月の魔力が上手く揃わないと発動できませんから、ページの作成は、年に一度しかできません。 予言の中身も、古代ベルカ語で、解釈によって意味が変わることがある難解な文章。 世界に起こる事件をランダムに書き出すだけです。解釈ミスも含めれば、的中率や実用性は割とよく当たる占い程度。 つまりは、あまり便利な能力ではないんですが…」 クロノ「聖王教会はもちろん、次元航行部隊のトップもこの予言には目を通す。 信用するかどうかは別にして、有識者による予想状況の一つとしてな」 はやて「ちなみに、地上部隊はこの予言がお嫌いや。実質のトップが、この手のレアスキルとかお嫌いやからなぁ」 なのは「レジアス・ゲイズ中将。だね」 クロノ「そんな騎士カリムの予言能力に、数年前から少しずつ、ある事件が書き出されている」 カリム「古い結晶と無限の欲望が集い交わる地。死せる王の下、聖地より、かの翼が蘇る。死者たちが踊り、 なかつ大地の法の塔はむなしく焼け落ち、それを先駆けにあまたの海を守る法の船も砕け落ちる」 なのは「それって…」 フェイト「まさか」 カリム「ロストロギアをきっかけに始まる管理局地上本部の壊滅と…そして、管理局システムの崩壊」 レジアス「査察の日程は決まったのか?」 オーリス「人員は確保しました。週明け早々に行います」 レジアス「連中が何をたくらんでいるやら知らんが、土にまみれ血を流して地上の平和を守ってきたのは我々だ。 それを軽んじる海の連中や蒙昧な教会連中に、いいようにされてたまるものか! 何より、最高評議会は私の味方だ。そうだろ?オーリス」 オーリス「はい」 オーリス「機動六課について、事前調査をしたのですが、あれはなかなか巧妙にできています。 さしたる経歴もない若い部隊長を頭にすえ、主力二名も移籍ではなく本局からの貸し出し扱い。 部隊長の身内である固有戦力をのぞけば、後は皆新人ばかり。そして何より、期間限定の実験部隊扱い」 レジアス「ふん。つまりは使い捨てか」 オーリス「本局に問題提起が起きるようなトラブルがあれば、簡単に切り捨てるでしょう。そういう編成です」 レジアス「小娘は生贄か。元犯罪者にはうってつけの役割だ」 オーリス「まぁ、彼女はそれさえ、望んで選んだ道でしょうけれど」 はやて「ほんなら、なのはちゃん、フェイトちゃん」 なのは「うん」 フェイト「情報は十分。大丈夫だよ」 はやて「……あのな!」 なのは・フェイト「?」 はやて「私にとって、二人は命の恩人で、大切な友達や。六課が、どんな展開と結末になるかは、まだわからへんけど」 なのは「その話なら、出向決める時に、ちゃんと聞いたよ?」 フェイト「私もなのはも、ちゃんと納得してここにいる。大丈夫」 なのは「それに、私の教導隊入りとか、フェイトちゃんの試験とか、はやてちゃんや八神家の皆、 すごくフォローしてくれたじゃない」 フェイト「だから今度ははやての夢をフォローしないとって」 はやて「あかんなぁ。それやと、恩返しとフォローの永久期間や」 なのは「あはははは!」 フェイト「友達って、そういうもんだと思うよ」 なのは「八神部隊長。今のところ、部隊長は何も間違っていないであります」 フェイト「だから大丈夫。いつものように、堂々と命令してください。胸をはって、えへんと」 はやて「……うん!!」 なのは「ただいまぁ~」 ヴィヴィオ「!!」 フェイト「ただいま~」 なのは「ヴィヴィオ。ただいま。いい子にしてた?」 フェイト「ありがとね。エリオ、キャロ」 エリオ「いえ」 キャロ「ヴィヴィオ、いい子でいてくれましたよ」 なのは「そう」 はやて「グレアムおじさん……。あたしの命は、グレアムおじさんが育ててくれて、 うちの子たちが守ってくれて、なのはちゃんたちに救ってもらって。 あの子が、初代リインフォースが残してくれた命や。あんな悲しみとか後悔なんて、 この世界の誰にもあったらあかん。あたしの命は、そのために使うんや」 次回予告 スバル「出動待機の日々。続く訓練と、日常と」 なのは「機動六課の行く先と行き場のないあの子。私に今できること」 スバル「次回魔法少女リリカルなのはStrikerS第14話」 なのは「Mothers&Children」 なのは・スバル「Take off!」
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なのはの厳しい訓練。 それも何とか歩んでいく スバルたち4人のフォアード陣。 そして、新たなる力への進展 それから、レリックと言う言葉 編集長の一言 初陣は、凄いです。 新デバイスと ぶつけ本番 みんな大丈夫でしょうか? 応援していこうと思います 映像は、こちら(消失の場合は、連絡の事 魔法少女リリカルなのはStrikerS ep 4 part 1 魔法少女リリカルなのはStrikerSサブタイトルへ戻る
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出動待機の日々 行き場の無い女の子 だが、それは、いったい何を意味するのか? 集長の一言 何も判らぬヴィヴィオ。 それを見守るなのは、フェイト。 そして、浮上する地上基地 にいるある人物 映像は、こちら(消失の場合は、連絡の事 魔法少女リリカルなのはStrikerS ep 14 part 1 魔法少女リリカルなのはStrikerSサブタイトルへ戻る
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真相に近づいていく事件 親子と姉妹とひと時の平和と 集長の一言 スバルたちが、なのはたちと 朝練をしている頃 なのはとフェイトの子 ヴィヴィオも成長していった 分かって行くヴィヴィオのこと 楽しみな回です 映像は、こちら(消失の場合は、連絡の事 魔法少女リリカルなのはStrikerS ep 15 part 1 魔法少女リリカルなのはStrikerSサブタイトルへ戻る
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魔法少女リリカルなのはStrikerS 第22話【Pain to Pain】 はやて「ミッドチルダの空に舞い上がった巨大船、聖王のゆりかご。 軌道上までの上昇を許せばミッド地上の全てが人質。訪れたのは未曽有の危機。 六課メンバーも総員出動。スカリエッティのアジトへと向かったフェイト隊長。 地上での戦闘機人の対応に向かうフォワード隊。ゆりかご内部へと突入したスターズの隊長二名。 タイムリミットは、後二時間と、少し」 ディエチ「この作戦、あまり気が進まない」 クアットロ「あ~ら?どうして~?」 ディエチ「こんな小さな子供を使って、こんな大きな船を動かして、そこまでしないといけないことなのかな? 技術者の復讐とかそんなのって」 クアットロ「あ~あれ。あんなのドクターの口先三寸。ただのデタラメよ?」 ディエチ「そうなの?」 クアットロ「ドクターの目標は初めから一つだけ。生命操作技術の完全なる完成。そして、それができる空間作り。 このゆりかごはそのための船であり、実現のための力。ま、今回の件で軽く何千人かが死ぬでしょうけど、 百年経たずに帳尻が合うわよ。ドクターの研究はぁ、人々を救える力だもの~」 ディエチ「……」 クアットロ「どうしたの?ディエチちゃん。お姉さまやドクターの言うこと、信じられなくなっちゃったぁ?」 ディエチ「そうじゃないよ。そうじゃないけど。ただ、こんなに弱くてちっちゃい命が、 それでも生きて動いてるのを見ちゃうと、この子達は別に関係ないんじゃないかって」 クアットロ「姿を見る前なら平然とトリガーをひけたのに、ねぇ?」 ディエチ「はぁ、ごめん。気の迷いだ。忘れて」 クアットロ「そぉ?」 ディエチ「命令された任務はちゃんとやる。そうしないと、地上のお姉や妹たちも面倒なことになるしね」 クアットロ『お馬鹿なディエチちゃん。あなたもチンクやセインみたいなつまんない子なのね。 うふふふふ。なんにもできない無力な命なんて、その辺の虫とおんなじじゃない。 いくら殺しても勝手に生まれてくる。それを弄んだり蹂躙したり、 籠に閉じ込めてもがいてるのを眺めるのって、こーんなに楽しいのに!ねぇ?』 ラグナ「あのね、あの時の。あの事故の後から、お兄ちゃんと私、何だか上手く話せなくなっちゃったけど。 昔みたいに戻れたらって。左目もね、傷、もう消えたでしょ?眼帯ももうしなくてよくなるって…」 ラグナ「あの!お兄ちゃんが元気になったら、私たちまた昔みたいに話せるかな!?」 ヴァイス「なんともまぁ、情けない話でね。てめぇの失敗から逃げて、責任から逃げて、未だに向き合えてねぇから、 またしくじって、この様だ。何にもふっきれてねぇから、おれぁまだラグナの目をまとも見れねぇ。 あいつを、ストームレイダーを手にとれねぇっ」 ザフィーラ「どう生きるかどう戦うか、選ぶのはおまえだ。おまえが目を覚ますまで、 見守ってやってくれとアルトたちに頼まれていたが、その役目ももう済んだ」 ヴァイス「旦那!あんた、そんな身体でどこへ?」 ザフィーラ「やらねばならぬことがある」 ルーテシア「ドクターは私の探し物、レリックの11番…それを探す手伝いをしてくれる。 だから、ドクターのお願いを聞いてあげる」 キャロ「そんな、そんなことのために」 ルーテシア「そんなこと。あなたにとってはそんなことでも、私にとっては大事なこと」 キャロ「違う違う!探し物のことじゃなくて」 ルーテシア「ゼストももうすぐいなくなっちゃう。アギトもきっと、どこかへ行っちゃう。 でも、このお祭が終わればドクターやウーノたち皆で11番を探してくれる。 そしたら母さんが帰ってくる。そしたら私は、不幸じゃなくなるかもしれない」 キャロ「違う!それ違うよ!」 ルーテシア「あなたと話すの、嫌い」 キャロ「違うんだよ。幸せになりたいなら、自分がどんなに不幸で悲しくても、 人を傷つけたり不幸にしたりしちゃ駄目だよ!そんなことしたら、欲しいものも幸せも、 何も見つからなくなっちゃうよ。 あたし!アルザスの竜召喚師!管理局の機動六課の魔道師!キャロ・ル・ルシエ!」 エリオ「同じく、エリオ・モンディアルと飛竜フリードリヒ!」 キャロ「話を聞かせて!レリック探しも!あなたのお母さん探しも!あたし達が、機動六課の皆が手伝うから! あなたの名前は…」 クアットロ「戦いの最中、敵の言うことに耳を貸しちゃいけません。邪魔なものが出てきたらぶっち殺してまかり通る。 それがあたしたちの力の使い道。ルーお嬢様にはこの後、市街地ライフライン停止ですとか、 防衛拠点のぶっ潰しですとか、色々お願いしたいお仕事もありますし~」 ルーテシア「クアットロ、でも、」 クアットロ「あ~、迷っちゃってますね~。無理もないです。純粋無垢なルーテシアお嬢様にそこのは毒なんですね。 ルーお嬢様が迷ったりしないようにしてあげま~す。ドクターが仕込んでくれたコンシュテレーション・コンソール で誰の言うことも聞く耳を持たない無敵のハートをプレゼント!」 フェイト『AMFが重い。早くこの二人を倒して先に進まなきゃいけないのに。 だけど、ソニックもライオットも使えない。あれを使ったら、もう後がなくなる。 スカリエッティまでたどり着けなくなったら最悪だし、逮捕できても他のみんなの救援や援護に回れなくなる』 スカリエッティ「いやぁ~、ごきげんよう。フェイト・テスタロッサ執務官」 フェイト「スカリエッティ!」 スカリエッティ「私の作品と戦っているFの遺産と竜召喚師、聞こえてるかい?」 エリオ・キャロ「!」 スカリエッティ「我々の楽しい祭の序章はいまやクライマックスだ」 フェイト「なにが、何が楽しい祭だ!今も地上を混乱させてる重犯罪者が」 スカリエッティ「重犯罪?人造魔道師や戦闘機人計画のことかい?それとも、私がその根幹を設計し、 君の母君プレシア・テスタロッサが完成させたプロジャクトFのことかい?」 フェイト「全部だ」 スカリエッティ「いつの世も革新的な人間は虐げられるものだよね」 フェイト「そんな傲慢で、人の命や運命を弄んで」 スカリエッティ「貴重な材料を無差別に破壊したり、必要もなく殺したりはしていないさ。 尊い実験材料に変えてあげたのだよ。価値のない、無駄な命をね」 スカリエッティ「普段は冷静かつ温厚でも、怒りと悲しみにはすぐに我を見失う。君のその性格は、まさに母親ゆずりだよ。 フェイト・テスタロッサ」 ゼスト「シグナムと言ったか、あれは良い騎士だな」 アギト「え?」 ゼスト「あの剣才に炎熱能力。おまえが言っていた理想のロードにちょうど適合するな」 アギト「な、なんだよそれ!」 ゼスト「あの太刀筋は紛れもなく真正の古きベルカの騎士。おまえと同じように、どこかで保存されて眠ってでもいたか」 アギト「違うよ!なんでそんなやつが管理局にいんだよ!」 ゼスト「魔力光の色までおまえと適合する。だとするなら、あるいは」 アギト「やめてくれよ!敵だぞあいつは!頼むよ、あたしのことなんて考えないでさ、自分のために全力で頑張ってよ」 ゼスト「ああ」 シャッハ「遺伝子データの照合でヴィヴィオの元となった人物の出身年代が判明しました。 約三百年前、聖王時代の、古代のベルカの人物です。ヴィヴィオのママは、その当時の人物でしょうから」 なのは「もう、この世にはいないってことですね。 ただ、ヴィヴィオはママって言葉を自分に特別優しくしてくれる人のことだと思ってるみたいですし」 シャッハ「でも、本当に良く懐かれています。このままご自分の娘さんに?」 なのは「受け入れ先は探してます。あの子を必要としてくれて、受け入れてくれる…温かい家庭を」 シャッハ「あの子は嫌がりますでしょうに」 なのは「幸せにしてあげられる自信がありません」 シャッハ「どうして?」 なのは「私は、いつも自分のことばっかりで、優しい母親になれる資格も、たぶん、ありません。 それになにより、私は空の人間ですから」 シャッハ「縁起でもない!」 なのは「可能性の話です。一度は落ちてますしね」 シャッハ「ですが」 ヴィヴィオ「ママ」 なのは「ん?ヴィヴィオ、どうしたの?」 ヴィヴィオ「ママ、しょんぼりしてたから」 なのは「あはは、ほんと?」 ヴィヴィオ「うん。ママ、いい子」 なのは「うん。ヴィヴィオは優しいね。平気だよ。ヴィヴィオが元気で笑顔でいてくれたら、 なのはママもいつだって笑顔で元気だから」 なのは「いちいち相手してられない」 ディエチ「駄目だクアットロ。手がつけられない」 クアットロ「まぁ。予想の範疇よ。あの人の終幕はここ、玉座の間だから。どこも思ったよりは粘ってるけど、 ま、時間の問題ね。私たちはゆっくり、見てればいいわ」 次回予告 ティアナ「逃げることのできない、自分だけの戦い」 スバル「自分が憧れた、本当に欲しかった強さ」 ティアナ「勝利を掴むのは、いつだって踏む出す勇気」 スバル「次回、魔法少女リリカルなのはStrikerS第23話」 ティアナ「Stars Strike」 スバル「思いを込めて」 スバティ「Take off! 」
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初めての出動 不安 それでも思いをまっすぐに 頑張が、ある少女に力を与える 編集長の一言 初出動です。 彼らって凄いです。 それにキャロの力の伸びも楽しみです 映像は、こちら(消失の場合は、連絡の事 魔法少女リリカルなのはStrikerS ep 5 part 1 魔法少女リリカルなのはStrikerSサブタイトルへ戻る
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なのはたちの目標の1つとも言える 機動六課が、始動開始。 これからが、本当の物語への幕開け 編集長の一言 ファードー陣には、初のものが多い 知らない場所知らないものなどが、 だが、ゆっくりもしていられない これから、訓練が始まる 映像は、こちら(消失の場合は、連絡の事 魔法少女リリカルなのはStrikerS ep 3 part 1 魔法少女リリカルなのはStrikerSサブタイトルへ戻る
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機動6課の主力面子が、席をはずしいている頃 機動6課が、襲撃される。 それは、スカリエッティが、ナンバーズを 使ったデモンストレーションだった 再起は、いつか?機動6課 集長の一言 編集中 映像は、こちら(消失の場合は、連絡の事 魔法少女リリカルなのはStrikerS ep 16 part 1 魔法少女リリカルなのはStrikerSサブタイトルへ戻る